■競馬関係の書籍
★☆☆☆☆
馬券会計学 丸の内 龍太郎
帯に「彼は競馬で食べています。会計士ですけど。」というキャッチコピー
があり、それを推薦しているのが「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の
ベストセラー作家山田真哉氏。一見魅力的な本のように思えたが、実際読んだ
感想は、当たり障りのない内容。目次にだけは気を配っているが、競馬を数年
やれば誰でもわかっていること。公認会計士という看板とその周辺の人を巻き
込む緻密な計算で本の知名度をあげているだけで、この本を読んだからと言っ
て、競馬が上達することは考えづらい。私ならオススメしません。
★★★☆☆ 馬券術人間の条件―「競馬は、一流の人間だけ見れば勝てるんだよ」
著者は、能力分析を地道にしていたにも関わらず勝てない理由を、二流騎手(調教師)の騎乗ミスと説いており、最初から一流騎手(調教師)を狙うことにより、馬券が外れる確率を低くするというのが、大まかな本の内容です。確かにレースでは、二流騎手が騎乗ミスをするケースはたくさんあり、著者のいうことも一理あります。
但し、すべてのレースに当て嵌まるのかといえば、その点にはやや説得力に欠けます。というのも、騎手の選択は予想の一要素に過ぎず、他にも馬の状態や勝負気配、レース展開など、予想にはあらゆる要素が絡んでくるからです。取り上げた事例はたまたま著者の思うとおりになってケースかもしれませんし、騎手のミスと断定することはできないのではないでしょうか。
ただ、考え方としては有効的で、勝敗にムラのある方や、予想が煮詰まっているのであれば、一度視野を広げるためにも試してみる価値はあるのかもしれません。
■勝負から学ぶ書籍
★★★☆☆ 悪戯の流儀―雀鬼流・人生必勝の手順
桜井章一
20年間無敗の雀鬼で、この方の生きざまに共感を持ちます。
もちろん麻雀と競馬の戦い方は全く違うので、あまり役に立たないのかも
しれませんが、どちらも勝負の世界であって、そこには共通するマインドが
存在するような気がします。
「考えるより感じろ!決断すべき瞬間を逃してはいけない」など。
あなたが本気で競馬が上手くなりたいんでしたら、他業界の本物の本を読む
べきだと思います。
★★★★☆ 雀鬼流。―桜井章一の極意と心得
桜井章一
人生の指南書なので、すべての競馬ファンに読んでもらいたい良書。
桜井さんは勝負の世界で修羅場をくぐり抜けてきたツワモノなので、
言葉にとても説得力があります。この本には人生で何かしら悩んだとき、
ヒントになることがわかりやすく書いてありますので、あなたの悩みが改善
されるかと思います。